矢作直樹先生の本のご紹介
矢作直樹先生の『見守られて生きる』幻冬社より
この世に生まれて来ただけでこの上なくラッキーなこと
中略 私たちは「ないものねだり」のために時間やお金を浪費しがちですが、今の自分は十分足りている、お天道さまに感謝してもし切れない、そう感じるだけで毎日を気持ちよく過ごせるのではないでしょうか?
ないものねだりをする必要は、初めからありません。
私たちがこの世界に生まれて来ただけで、この上なくラッキーなこと。いっも「これで十分、今で十分」と感じていれば、自分が予想もしない事態に見舞われたとしても、うろたえる必要はありません。
自然と「しかたがないのだな」という気持ちが、胸の奥のほうからにじみ出てくるでしょう。
死とは肉体死であり、所詮はこの肉体が朽ちるたけの話。魂は永遠に生きる存在でであり、決して壊れません。
だから例えば余命宣告を、まるで抽選にでも漏れたかのように衝撃的に受け止めてしまうのは、個人的にどうかなと感じます。抽選ではなく、私たちは全員遅かれ早かれ肉体死をするのですから。
だからこそ、普通にいられる今を楽しむこと。心から楽しむということは、私たちがあちらの世界に戻るときの最高のお土産です。
矢作先生はこのように『魂』は永遠不滅で、肉体を着替えながら転生をしていると説明されています。かと言って肉体を疎かにしては行けません。死を迎えるまでは大切に使いましょう。感謝をしながら。そしてあちらの世界へ移るときは本来は卒業のようなものなのでお祝いをしましょう。